イユーリ自治区(Iyuli)はユリシーズの厄災後にロシア南西部に設けられた難民特区である[1]。エリアコードはR2M[2]。
名称[]
イユーリはロシア語で「7月(Июль)」である。なおIyuliをキリル文字に戻した表記ИюлиはИюльの複数対格である。
歴史[]
難民特区の中でも広大な土地を有するイユーリ自治区は多くの難民を受け入れた。しかし難民は安価な労働力として囲われたに過ぎず住環境は悪化し巨大なスラムを形成。更に外国人労働者排除のデモ活動も頻繁になっていき、周辺地域の治安が脅かしていった。そんな中、軍需産業ヴェルナー社が難民の雇用を受け入れたことで治安は安定し紛争は沈静化。イユーリを始めとした各特区は同社の支援により2019年には急速な経済発展を遂げたが、豊富な武器兵器を有するがゆえ過激な武装勢力の温床ともなってしまった。多国籍武装グループネットワークが形成され、次第にイユーリ周辺の近隣諸国で反大国主義を掲げた過激な武力行為が増加していった[1]。
2019年5月に国連は東京で発生したテロ行為に関してイユーリへの強制査察が行われ、ヴェルナー社の宇宙兵器開発計画が判明した[3]。同年5月15日、イユーリのヴェルナー社の軍事施設がテログループ「トロイアの息子たち」に占拠され、さらに同時刻にロシアを訪れていた特権階級クラブ「グレイメン」の9人もテログループによって拉致・人質にされた[4]。6月2日に国連軍主導の人質奪還作戦「フォグバウンド作戦」を開始。イユーリ南西部のヴェルナー社の軍事開発施設一帯を襲撃するも、人質となったグレイメンの姿はなく、さらにテログループに奪われたトルコのストーンヘンジ・タイプ3による攻撃により国連軍に被害が出た[2]。なおグレイメン9人は処刑された[5]。その後国連軍はイユーリへの爆撃作戦を予定していたが[6]、8月頃にイユーリはユージア連邦に組み込まれ、イユーリのヴェルナー社の軍事兵器を使用して大陸各国の主要地を武装化し防衛ラインを構築した[5]。
小ネタ[]
イユーリの場所は現実の地図に当てはめるとロシアのロストフ州(Ростовская область)とヴォルゴグラード州(Волгоградская область)に該当する。
登場作品[]
- ACE COMBAT INFINITY
出典[]
- ↑ 1.0 1.1 ACE COMBAT INFINITY キャンペーン #2 Great Migration 「渡り鳥」 ミッション前ムービー
- ↑ 2.0 2.1 ACE COMBAT INFINITY キャンペーン #3 Rescue 「閉ざされた大地」
- ↑ ACE COMBAT INFINITY キャンペーン #2 Great Migration 「渡り鳥」 ブリーフィング
- ↑ ACE COMBAT INFINITY キャンペーン #2 Great Migration 「渡り鳥」 デブリーフィング
- ↑ 5.0 5.1 ACE COMBAT INFINITY キャンペーン #5 Far Eastern Front 「極東戦線」 ミッション前ムービー
- ↑ ACE COMBAT INFINITY キャンペーン #4 Stonehenge 「厄災の記念碑」 ブリーフィング