ペンドラゴン計画(Project Pendragon[1])はベルカ軍の兵器開発部署による国家防衛構想の一環として存在した兵器開発プロジェクトである。プロジェクトには「化学レーザー砲」や「大量報復兵器」が含まれていた[2]。
名称[]
ペンドラゴンはアーサー王伝説に登場する人物、アーサー・ペンドラゴンのことである。
歴史[]
1985年にベルカ空軍将校のアントン・カプチェンコが、空軍から兵器開発部署に技術顧問として異動した際にペンドラゴン計画に着手した。しかし80年代から続くベルカの経済恐慌により、膨大な費用を伴うペンドラゴン計画は開発途中で暗礁に乗り上げる。一部のプロトタイプは強行実用されたが、その多くは設計図のみの構想段階に留まった[2]。
構想された兵器のうち、「化学レーザー砲」はエクスキャリバーとして、「大量報復兵器」は(戦後に非公式にではあるが)V2として結実したと思われる。