ホワイトアウト作戦(Operation White Out)は2004年10月10日に独立国家連合軍空軍(ISAF空軍)によって行われたシェズナ山にあるエルジア軍のレーダー施設「北の目」の破壊を目的とした軍事作戦である[1]。またこの作戦には秘密裏にノルデンナヴィク王国空軍のグレンデル隊が作戦の支援を行った[2]。
名称[]
ホワイトアウトは猛吹雪や濃霧により、視界が全く利かなくなることである。戦闘地域が雪山であることや雪山で起きるホワイトアウト現象から命名された[3]。
背景[]
ISAFがノースポイントに総司令部を設置した後、ユージア大陸からノースポイントへの撤退作戦が行われた。しかし大陸北部のシェズナ山にあるレーダー施設「北の目」によるエルジア空軍機への支援により、制空権はエルジア軍側にあり、敵制空権下での撤退作戦は遅々として進んでいなかった。大陸北東部の港セントアークからの撤退を円滑化するため、「北の目」を破壊することを目的としたホワイトアウト作戦が開始された[1]。
作戦の経過[]
ノースポイントから出撃した5機の戦闘機は16時28分に作戦を開始。エルジア空軍が迎撃機を差し向けたが、ISAF空軍は北の目のレーダー9基全ての破壊に成功した[1]。
参加兵力[]
ISAF及びノルデンナヴィク[]
ISAF空軍[]
- 第118戦術航空隊「メビウス」
- その他飛行隊
ノルデンナヴィク王国空軍[]
- グレンデル隊
エルジア軍[]
エルジア陸軍[]
- 地上部隊
エルジア海軍[]
- 水上艦部隊
エルジア空軍[]
- 戦闘機部隊
損害[]
ISAF及びノルデンナヴィク[]
- 軽微
エルジア軍[]
損害地上兵器
- AA GUN 0~5基
- 対空車両 0~10両
損害艦艇
- 戦闘艦 0~8隻
損害航空機
- F-4E戦闘機 0~2機
- F-5E戦闘機 0~3機
- F-16C戦闘機 0~3機
- 形式不明のMiG-21型戦闘機 0~6機
- ワーグ P-28 0~2機
- ワーグ P-46 0~3機
- B-1爆撃機 1機
- 大型爆撃機 1機
- 戦闘ヘリコプター 0~2機
- CH-47 0~1機
その他
- レーダー装置 9基
戦闘の結果[]
ISAF空軍は作戦に成功し、これにより大陸からの撤退の円滑化は成功し[1]、ISAFは11月初頭までに大陸北部からの撤退を完了した。その後セントアーク一帯はエルジア勢力圏となり、これによりエルジアはユージア大陸全土を占領することとなった[4]。
登場作品[]
ACE COMBAT 04 - shattered skies