北ベルカ(英: North Belka)またはノルトベルカ(英: Nord Belka)は、バルトライヒ山脈北側のベルカ発祥の地であり、現在のベルカ公国の領域である。
名称[]
Nord Belka の Nord はドイツ語で「北」であり、「ノルトベルカ」はそのまま「北ベルカ」を意味する。ただし、ドイツ語は日本語のように合成語を作ることができるので、ドイツ語として自然なつづりは Nordbelka である。
地理[]
北は海に面し、西から南にかけては険しいバルトライヒ山脈に囲われている。冬はマイナス30度にもなるほど寒く、また土地は痩せていていて地下資源は乏しい[1]。ACE COMBAT 5 では「北辺の谷」などと形容された[2]。
歴史[]
古くはベルカ発祥の地であり、その寒く厳しい気候と一次産業に適さない土地は勤勉で粘り強く工業に強い今日のベルカの文化を形成してきた[1]。
ベルカ戦争終盤では、北ベルカへ侵入しようとする連合軍を食い止めるためベルカ軍自らが7発の戦術核をバルトライヒ山脈沿いに起爆し、12000人を超える死者を出した。ベルカ人の北ベルカに対する強い感情が推察される[3]。
ベルカ戦争後、一時は南ベルカのみならず周辺諸国も勢力下に入れていたベルカ連邦は解体され、北ベルカのみがベルカ公国として存続した[4]。