自動邀撃システム(Drone's auto-intercept system)は2019年の灯台戦争時にエルジア軍が構築した無人機を用いた邀撃システムである[1]。
概要[]
邀撃システムはIFFに応答しない軍用機が警戒網の一定エリアに侵入すると自動で無人機MQ-99が離陸し、対象への迎撃行動を開始する。
邀撃システムの警戒網はユージア大陸北部のポートエドワーズからワイアポロ山脈~インシー渓谷~ロカロハ~アルティーリョ港まで縦断している。しかしこの警戒網には穴が存在する[1]。
歴史[]
灯台戦争勃発後の7月までにエルジア軍は自動邀撃システムを構築。これによりオーシア軍の反攻は停滞していた。オーシア軍は戦争の早期終結のため長距離打撃作戦を行うためにためには警戒網の穴を見つけることが必要であった[2]。そこで懲罰兵で構成された飛行部隊スペア隊を警戒網に向けて飛行させ、偵察及び戦闘を行うという危険な瀬踏みによって情報を得ることにした。スペア隊隊員は真実を知らずに7月4日のロカロハでのワンペア作戦、7月12日のインシー渓谷でのツーペア作戦、7月22日のアルティーリョ港でのスリー・オブ・ア・カインド作戦、7月27日のワイアポロ山脈でのフラッシュ作戦に参加。多くの犠牲を出すも警戒網の穴を見つけることに成功した[1]。
なお隊員でこの事実を知ったのはスペア隊から長距離戦略打撃群に異動したトリガーとカウントのみである。