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+ | {{国家用インフォボックス|title1=エルジア共和国 |
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− | ウェッソン士官学校(Wesson Military Academy)はオーシア [[ウェッソン]]にあるオーシア国防軍の教育機関である。 |
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+ | Erusea Republic |
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− | ベルカ戦争終結後、元ベルカ空軍のエース、リーナ・ディードリッヒは当学校の教官として招かれた<ref>ACE COMBAT ZERO - THE BELKAN WAR アサルトレコード No.126 リーナ・ディードリッヒ</ref>。 |
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+ | Federal Republic of Erusea|政体=共和制 |
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+ | 連邦制|軍隊=エルジア軍|首都=ファーバンティ|公用語=エルジア語|前身=エルジア王国|創設=20世紀|崩壊=2005年9月19日|再編=エルジア暫定自治政府}} |
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+ | '''エルジア共和国'''(Erusea Republic / Federal Republic of Erusea)は20世紀から2005年9月19日までユージア大陸西部に存在した軍事大国である。首都はファーバンティ。 |
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− | <references /> |
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− | == |
+ | == 歴史 == |
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− | ウェッソンが1991年まで国境沿いの都市であったことを考えるとベルカ戦争前後に開校した可能性がある。 |
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+ | === '''革命による共和制へ移行''' === |
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+ | 20世紀のある時点では拡張政策を取っていた君主制国家「エルジア王国」であった。ある戦争の敗北によって王政を廃止する声が上がり、外国の圧力や革命によって共和制に移行し、国号も「エルジア共和国」に改めた。なお共和制に移行した後も国旗は王政時代の薔薇の紋章を使い続けている。 |
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− | [[カテゴリ:教育機関]] |
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+ | === '''武装平和''' === |
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+ | 共和制への移行後もエルジアは拡張政策を続け、ボスルージ共和国を併合した。また中央ユージア連合(以下FCU)など東部諸国とは歴史的経緯や地政学的、経済的な問題等から「武装平和」と呼ばれる緊張関係が続いていた。1990年代初頭にはアンバー共和国南部とFCUのユージラス自治州の国境でエルジア軍とFCU軍およびIUN国際部隊との間で膠着状態が続いたが、1996年4月20日に小惑星ユリシーズが地球へ落着することをFCU大統領が発表し、FCU軍が離脱すると両者の関係は棚上げされた。 |
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+ | === '''ユージア大陸紛争''' === |
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+ | 1995年のベルカ戦争終結後、融和が進むオーシアとユークトバニアの二大大国に一丸となって対抗すべく、ユージア大陸諸国は「ユージア同盟軍」を結成し、エルジアもユージア同盟軍に加盟した。周辺国との関係は改善されたが、1997年に南部の資源国家群が独断でオーシア連邦と軍事同盟の締結を画策しスプリング海条約を調印しようとしたことに反発。そして条約調印日にエルジア空軍アルビレオ隊を含む各国の部隊によって大陸規模のクーデターが発生し、ユージア大陸紛争が勃発した。エルジアはクーデター軍の勢力下に置かれたが、ユージア同盟軍によって解放された。しかしユージア大陸紛争によりユージア同盟軍は瓦解し、周辺国との関係も再び元の対立状態に戻った。 |
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+ | === '''ユリシーズ落着と難民問題''' === |
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+ | 1999年7月8日、小惑星ユリシーズはロシュ限界を突破し、千以上の核と無数の塵に分裂した。ストーンヘンジを始めとした破砕手段が講じられたものの、多数の破片が大気中で燃え尽きることなく地表へ落着した。小惑星ユリシーズの破片が首都ファーバンティ付近に落下、数万人が死亡する。これを含め大小10個の隕石が領内に落下し、ユージア大陸内に存在する国家の中でも特に大きな被害を受けた。しかし大陸全体で数百万人といわれる被災難民の最大の受入れ先として期待された上、他の大陸諸国も難民問題をエルジアに押し付けることで解決を図ったため、結果的に難民はエルジア一国に押し付けられる形となってしまう。2000年4月頃までに20万人以上の難民を受け入れたエルジアは限界に達した。同年4月21日、エルジア外務省はビザ発給要件の引き締めを発表。しかし周辺諸国はこれを強く非難した。エルジア政府は難民に対し他の国への移動を呼びかけ、国営の航空機やバスなどを使った輸送を試みたが、一部のNGOは人道空輸計画と称する無計画な難民輸送を続けた。エルジア政府はこれに対し、無責任を通り越して殺人行為だと非難したが、最終的に60万人以上という大量の難民がエルジア国境に押し寄せた。多くの難民は限界に達したエルジア国境の劣悪な難民キャンプで病気や飢えに苦しんだ。この状況に対し難民キャンプを視察した国連のグッゲンハイム弁務官は「難民問題をひとつの国に押し付けるべきではなく、国際社会による救済が必要である」と語り、ユージア大陸の他の国々に受入枠の拡大と避難計画の前倒し実行を要請したが、それにまともに答える国は少なかった。また当時のエルジア外務大臣フレデリック・アップダイクもGAZE誌の取材に対し、「エルジア国内にも大小合わせて10個の隕石が落下しており、特に首都ファーバンティ付近に落ちた隕石によって数万の国民が亡くなった。今の我が国は、柔らかい寝床と暖かい食事が用意された快適なシェルターなのではなく、大陸で最も被害を受けた苦難と混乱の土地であることを知ってほしい。」と答え、さらに「(他の国は)平時にはエルジア製品の不買運動をしているのに、金がかかる国際問題となると一方的に我が国を頼る。100万人の避難民受入は到底無理な話であり、批判されるべきは小国のひがみ根性だ」 と答えた。 |
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+ | === '''大陸戦争''' === |
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+ | エルジアは難民問題によって自国を取り巻く状況が悪化する中、難民を押し付ける東部諸国への武力侵攻という形で事態の解決することを決定した。2003年夏、エルジア軍は隣国サンサルバシオンに侵攻し首都サンサルバシオン及びストーンヘンジを占領、大陸戦争を勃発する。ユージア各国はエルジアに対抗するため独立国家連合軍(ISAF)を結成する。開戦後はストーンヘンジによる制空支援の下、1年で大陸全土をほぼ掌握したが、ISAF司令部が置かれた大陸極東部の島国ノースポイントの攻略に失敗し、ISAFによる大陸反攻及びストーンヘンジの破壊後は敗北への道を歩む。最終的に2005年9月19日、ISAFによって首都ファーバンティが陥落したことでエルジア政府はISAFによる降伏勧告を受諾。降伏に反対するエルジア軍の一部若手将校はトゥインクル諸島で開発中だった最終兵器「メガリス」を稼働させ攻撃を続けたが、9月26日にメガリスはISAF空軍のメビウス中隊により破壊され、大陸戦争は終結した。 |
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+ | === '''大陸戦争後''' === |
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+ | 大陸戦争後はISAF主導の元で[[エルジア暫定自治政府]]が設立され、講和条約が締結された。軍事裁判により国土の40%を周辺国への割譲やセラタプラの独立によって失い、軍事力も国土防衛やユリシーズによる難民受入の支援活動を行える程度にまで限定された。暫定政府による統治は3年間続けられ、2008年に王政復古を企図する動きが起こり、その後も数年に渡り暫定政府の下で統治が実施され、2012年にはエルジア王国となった。 |
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+ | 国政は共和制、連邦制を採用している。 |
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+ | === '''FCUなどの大陸周辺国''' === |
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+ | 歴史的経緯や地政学的、経済的な問題等から「武装平和」と呼ばれる緊張関係が続いていた。ユージア同盟軍結成時に一時的に関係改善された。ユリシーズ落着による難民問題で関係は悪化し、2003年夏に大陸戦争で敵対関係となり一時占領下に置いた |
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+ | === '''サンサルバシオン''' === |
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+ | ユージア同盟軍結成により関係を持ったが、大陸戦争時にエルジアは隕石迎撃砲「ストーンヘンジ」があるサンサルバシオンに侵攻し、2003年夏から2005年7月10日まで占領下に置いた。 |
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+ | ユージア同盟軍結成により関係を持ったが、大陸戦争時には敵対関係となる。 |
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+ | === '''オーシア連邦''' === |
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+ | ベルカ戦争後、ユークトバニアとの融和が進んだことで、二大大国に対抗するためユージア同盟軍を結成・加盟した。 |
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+ | === '''ユークトバニア連邦共和国''' === |
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+ | ベルカ戦争後、オーシアとの融和が進んだことで、二大大国に対抗するためユージア同盟軍を結成・加盟した。 |
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+ | == 地理 == |
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+ | ユージア大陸最大の国土面積を持つエルジアは、大陸西部を中心に広大な範囲を領土としている。 |
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+ | 国土を囲む海域にはカスケード洋、スプリング海がある。 |
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+ | エルジアの国境は、サンサルバシオンと接する。 |
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+ | === '''代表的な都市''' === |
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+ | * ファーバンティ |
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+ | * デニス |
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+ | * アンカーヘッド |
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+ | == 軍事 == |
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+ | 「詳しくはエルジア軍を参照」 |
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+ | ユージア周辺の中でも最大の軍事力を誇り、エルジアを除いたユージア各国の軍を総合した戦力に匹敵する。 |
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+ | エルジア軍は陸軍、海軍、空軍の他、大陸戦争中にミサイル防空軍が創設された。 |
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+ | 大陸戦争敗戦により陸海空軍の再編(実質的な解体)が行われ、国土防衛やユリシーズによる難民受入の支援活動を行える程度にまで限定された。 |
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2021年11月3日 (水) 12:51時点における版
エルジア共和国(Erusea Republic / Federal Republic of Erusea)は20世紀から2005年9月19日までユージア大陸西部に存在した軍事大国である。首都はファーバンティ。
歴史
革命による共和制へ移行
20世紀のある時点では拡張政策を取っていた君主制国家「エルジア王国」であった。ある戦争の敗北によって王政を廃止する声が上がり、外国の圧力や革命によって共和制に移行し、国号も「エルジア共和国」に改めた。なお共和制に移行した後も国旗は王政時代の薔薇の紋章を使い続けている。
武装平和
共和制への移行後もエルジアは拡張政策を続け、ボスルージ共和国を併合した。また中央ユージア連合(以下FCU)など東部諸国とは歴史的経緯や地政学的、経済的な問題等から「武装平和」と呼ばれる緊張関係が続いていた。1990年代初頭にはアンバー共和国南部とFCUのユージラス自治州の国境でエルジア軍とFCU軍およびIUN国際部隊との間で膠着状態が続いたが、1996年4月20日に小惑星ユリシーズが地球へ落着することをFCU大統領が発表し、FCU軍が離脱すると両者の関係は棚上げされた。
ユージア大陸紛争
1995年のベルカ戦争終結後、融和が進むオーシアとユークトバニアの二大大国に一丸となって対抗すべく、ユージア大陸諸国は「ユージア同盟軍」を結成し、エルジアもユージア同盟軍に加盟した。周辺国との関係は改善されたが、1997年に南部の資源国家群が独断でオーシア連邦と軍事同盟の締結を画策しスプリング海条約を調印しようとしたことに反発。そして条約調印日にエルジア空軍アルビレオ隊を含む各国の部隊によって大陸規模のクーデターが発生し、ユージア大陸紛争が勃発した。エルジアはクーデター軍の勢力下に置かれたが、ユージア同盟軍によって解放された。しかしユージア大陸紛争によりユージア同盟軍は瓦解し、周辺国との関係も再び元の対立状態に戻った。
ユリシーズ落着と難民問題
1999年7月8日、小惑星ユリシーズはロシュ限界を突破し、千以上の核と無数の塵に分裂した。ストーンヘンジを始めとした破砕手段が講じられたものの、多数の破片が大気中で燃え尽きることなく地表へ落着した。小惑星ユリシーズの破片が首都ファーバンティ付近に落下、数万人が死亡する。これを含め大小10個の隕石が領内に落下し、ユージア大陸内に存在する国家の中でも特に大きな被害を受けた。しかし大陸全体で数百万人といわれる被災難民の最大の受入れ先として期待された上、他の大陸諸国も難民問題をエルジアに押し付けることで解決を図ったため、結果的に難民はエルジア一国に押し付けられる形となってしまう。2000年4月頃までに20万人以上の難民を受け入れたエルジアは限界に達した。同年4月21日、エルジア外務省はビザ発給要件の引き締めを発表。しかし周辺諸国はこれを強く非難した。エルジア政府は難民に対し他の国への移動を呼びかけ、国営の航空機やバスなどを使った輸送を試みたが、一部のNGOは人道空輸計画と称する無計画な難民輸送を続けた。エルジア政府はこれに対し、無責任を通り越して殺人行為だと非難したが、最終的に60万人以上という大量の難民がエルジア国境に押し寄せた。多くの難民は限界に達したエルジア国境の劣悪な難民キャンプで病気や飢えに苦しんだ。この状況に対し難民キャンプを視察した国連のグッゲンハイム弁務官は「難民問題をひとつの国に押し付けるべきではなく、国際社会による救済が必要である」と語り、ユージア大陸の他の国々に受入枠の拡大と避難計画の前倒し実行を要請したが、それにまともに答える国は少なかった。また当時のエルジア外務大臣フレデリック・アップダイクもGAZE誌の取材に対し、「エルジア国内にも大小合わせて10個の隕石が落下しており、特に首都ファーバンティ付近に落ちた隕石によって数万の国民が亡くなった。今の我が国は、柔らかい寝床と暖かい食事が用意された快適なシェルターなのではなく、大陸で最も被害を受けた苦難と混乱の土地であることを知ってほしい。」と答え、さらに「(他の国は)平時にはエルジア製品の不買運動をしているのに、金がかかる国際問題となると一方的に我が国を頼る。100万人の避難民受入は到底無理な話であり、批判されるべきは小国のひがみ根性だ」 と答えた。
大陸戦争
エルジアは難民問題によって自国を取り巻く状況が悪化する中、難民を押し付ける東部諸国への武力侵攻という形で事態の解決することを決定した。2003年夏、エルジア軍は隣国サンサルバシオンに侵攻し首都サンサルバシオン及びストーンヘンジを占領、大陸戦争を勃発する。ユージア各国はエルジアに対抗するため独立国家連合軍(ISAF)を結成する。開戦後はストーンヘンジによる制空支援の下、1年で大陸全土をほぼ掌握したが、ISAF司令部が置かれた大陸極東部の島国ノースポイントの攻略に失敗し、ISAFによる大陸反攻及びストーンヘンジの破壊後は敗北への道を歩む。最終的に2005年9月19日、ISAFによって首都ファーバンティが陥落したことでエルジア政府はISAFによる降伏勧告を受諾。降伏に反対するエルジア軍の一部若手将校はトゥインクル諸島で開発中だった最終兵器「メガリス」を稼働させ攻撃を続けたが、9月26日にメガリスはISAF空軍のメビウス中隊により破壊され、大陸戦争は終結した。
大陸戦争後
大陸戦争後はISAF主導の元でエルジア暫定自治政府が設立され、講和条約が締結された。軍事裁判により国土の40%を周辺国への割譲やセラタプラの独立によって失い、軍事力も国土防衛やユリシーズによる難民受入の支援活動を行える程度にまで限定された。暫定政府による統治は3年間続けられ、2008年に王政復古を企図する動きが起こり、その後も数年に渡り暫定政府の下で統治が実施され、2012年にはエルジア王国となった。
政治
国政は共和制、連邦制を採用している。
国際関係
FCUなどの大陸周辺国
歴史的経緯や地政学的、経済的な問題等から「武装平和」と呼ばれる緊張関係が続いていた。ユージア同盟軍結成時に一時的に関係改善された。ユリシーズ落着による難民問題で関係は悪化し、2003年夏に大陸戦争で敵対関係となり一時占領下に置いた
サンサルバシオン
ユージア同盟軍結成により関係を持ったが、大陸戦争時にエルジアは隕石迎撃砲「ストーンヘンジ」があるサンサルバシオンに侵攻し、2003年夏から2005年7月10日まで占領下に置いた。
ノースポイント
ユージア同盟軍結成により関係を持ったが、大陸戦争時には敵対関係となる。
オーシア連邦
ベルカ戦争後、ユークトバニアとの融和が進んだことで、二大大国に対抗するためユージア同盟軍を結成・加盟した。
ユークトバニア連邦共和国
ベルカ戦争後、オーシアとの融和が進んだことで、二大大国に対抗するためユージア同盟軍を結成・加盟した。
地理
ユージア大陸最大の国土面積を持つエルジアは、大陸西部を中心に広大な範囲を領土としている。
国土を囲む海域にはカスケード洋、スプリング海がある。
エルジアの国境は、サンサルバシオンと接する。
代表的な都市
- ファーバンティ
- デニス
- アンカーヘッド
軍事
「詳しくはエルジア軍を参照」
ユージア周辺の中でも最大の軍事力を誇り、エルジアを除いたユージア各国の軍を総合した戦力に匹敵する。
エルジア軍は陸軍、海軍、空軍の他、大陸戦争中にミサイル防空軍が創設された。
大陸戦争敗戦により陸海空軍の再編(実質的な解体)が行われ、国土防衛やユリシーズによる難民受入の支援活動を行える程度にまで限定された。
登場作品
ACE COMBAT 04 - shattered skies (初登場)