F145はイギリスのRR社がF144を基に日本のASF-X 震電Ⅱ(STOVL型)及びF-3B、C 震電Ⅱのために開発した、推力偏向ノズルを持つアフターバーナー付きターボファンエンジンである。エンジンそのものはF144と同じであるが、圧縮部後方にリフト用エアの排出口とロールポスト用エアの抽出口が増設されていて、これはASF-X又はF-3B、Cにおいてどちらかのエンジンで不具合が生じても、それだけで両エンジンに飛行停止措置が適用されないようにするためである。[1]。
仕様[]
全長:約4.0m
直径:約0,737m
圧縮機:低圧3段・高圧6段
バイパス比:0.44:1
推力
78.2kN(ドライ推力)
102kN(アフターバーナー使用時)
圧縮比:30:1
パドル作動範囲:上25°、下95°、左右5°(なお下方への角度はEJ2020のリミッターを解除しただけである)
登場作品[]
ACE COMBAT ASSAULT HORIZON
ACE COMBAT INFINITY
ACE COMBAT 7 - SKIES UNKNOWN
出典[]
- ↑ エースコンバット アサルト・ホライゾン マスターファイル ASF-X 震電Ⅱ p049